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プロのアドバイスで安心!中古マンション購入の注意点とチェック項目

プロのアドバイスで安心!中古マンション購入の注意点とチェック項目

中古物件の購入で失敗しないために、プロが教える注意点を徹底解説します。買ってはいけない中古マンションの特徴や、物件選びの重要なチェック項目について詳しく紹介します。中古物件の購入は、新築とは異なる視点や注意点が必要です。この記事では、資金計画の立て方や購入後の後悔を避けるためのポイントを詳しく説明しています。プロのアドバイスを参考にすることで、理想の住まいを見つけ、安心して中古マンションを購入するための知識を得ることができます。ぜひ最後までお読みいただき、実践的なガイドラインを手に入れてください。

 

 

目次

中古マンションを選ぶ前に

日本での住まい探しは、一生に一度の大きな買い物であることが多いです。特に、中古マンションを選ぶ場合、新築物件とは違った視点が求められます。そこで重要なのが、事前の情報収集とその分析です。理想の生活を叶えるためにも、中古マンション選びの基本を押さえておきましょう。

 

プロが教える選び方の基本

中古マンションを選ぶ際の基本は、自分のライフスタイルに合った物件を見極めることです。たとえば、通勤・通学の便、近隣施設の充実度、日当たりや風通しの良さなど、住まう人のニーズに応じた要素をチェックすることが重要です。さらに、建物の構造や設備の状況、管理状態も長期間快適に過ごすための重要なポイントです。専門の知識を持った不動産会社に相談しながら、あなたに最適な一戸を見つけ出すことが成功の秘訣と言えるでしょう。

 

マンション選びのポイントを分かりやすく解説している過去のコラムも複数ございます。そちらも参考にして下さい。

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※その他にも地域を限定したマンションについてのコラムも多数あります。

 

エリアや立地に注目しよう

エリアや立地の良し悪しは、中古マンションを選ぶ上で、非常に重要な要素です。生活の利便性を高めるためにも、駅からの距離や、商店街、スーパーマーケット、病院といった生活施設の近さは不可欠です。また、将来的な資産価値を保つためには、治安の良さや静かな環境、良好な学区といった点も見逃せません。物件があるエリアの特性を理解し、あなたの生活スタイルに合った地域選びを心がけましょう。

 

将来の売却や買換え、住替えも視野に入れている方は、是非こちらの記事もご確認ください。

住宅ローンは最初の10年で全てが決める!失敗しない金利戦略

 

物件の過去の価格変動を調べる

中古マンションを購入する際、物件価格の過去の推移を調べることはとても重要です。過去の価格変動を分析することで、その物件が市場でどのような評価を受けてきたか、そして将来価値が上がる可能性があるのかを推測する手がかりになります。また、大規模な修繕履歴や、地域の開発計画なども価格変動に影響を与える要因となるため、これらの情報を踏まえて賢明な判断をすることが肝要です。適切な物価情報の解析を行い、安心して長く暮らせる物件選びをしていきましょう。

静岡県浜松市中央区の2023年第1四半期から第4四半期の成約事例一部

※不動産情報ライブラリ 静岡県浜松市中央区の2023年第1四半期から第4四半期の成約事例一部抜粋

引用元:国土交通省 不動産情報ライブラリ

 

不動産情報ライブラリの利用方法や活用方法については、過去のコラムをご参照ください。

不動産購入前必見!不動産情報ライブラリの上手な活用法

 

 

購入前にチェックすべき重要ポイント

マイホームを購入する際には、様々なチェックポイントがありますが、特に注意深く見極めたい重要なポイントがいくつか存在します。これから掲げるポイントをしっかりチェックすることで、後悔のない賢明な住宅選びをすることができるでしょう。

 

建物の構造と耐震性を確認

住宅を選ぶ際に最も重視すべき点は、その建物の構造と耐震性です。日本は地震が多い国であり、いつ大きな揺れに見舞われるか分かりません。そのため、建物の耐震基準に適合しているか、過去に大規模な耐震工事を行ったかなど、耐震性に関する情報を入念にチェックすることが不可欠です。

建物の耐震基準

建物の構造には、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造など様々な種類がありますが、各々にメリットとデメリットがあるため、自身のライフスタイルに合った構造を選ぶことが重要です。建築士などの専門家の意見を聞きながら、構造についての知識を深めることもおすすめします。

小規模マンションの成約事例抜粋

また、耐震構造以外にも制震構造免震構造などの種類もあります。首都圏では50階以上のタワーマンションも多く存在しますが、愛知県(ザ・ライオンズミッドキャピタルタワー:47階建)や静岡県(浜松市:D’グラフォート浜松 D’s Tower:34階)では、そのクラスは存在しません。ですが、タワーマンションともなれば、高層階は上図にもあるように揺れ幅が大きくなるので、制震構造や免震構造のマンションが多くなります。

 

管理組合や修繕履歴の確認が必須

中古のマンションを購入する場合、その建物がどのように管理されているか、過去にどのような修繕が行われてきたかという履歴は特に重要です。管理組合の運営状況や修繕積立金の額は、建物の将来に大きな影響を与えます。十分な修繕積立金があり、計画的な修繕が行われている建物は、長期的に見ても住みやすさを保てる可能性が高いです。

管理に係る重要事項調査報告書

このような重要事項調査報告書を事前に見せてもらいましょう。上図は1ページ目だけとなりますが、重要事項調査報告書は複数枚存在するかと思いますので、そのすべてに目を通すようにして下さい。

 

また、管理組合の運営が透明で、住民同士のコミュニケーションが活発な場合、問題が生じた際に迅速に対応できることもあります。総会の議事録や過去の修繕履歴など、購入前に詳細な情報を確認しましょう。

 

中古物件のリノベーション可能性

中古物件を購入する際には、リノベーションの可能性を確認することも大切です。特に住まいの間取りや設備を自分好みに変更したい場合、構造上の制約が少なくリノベーションに適した物件かどうかを見極める必要があります。

 

耐力壁の位置や配管の状態、建築基準法の規制など、リノベーション時に考慮すべき点は多々あります。リノベーション会社や専門家に相談しつつ、物件の柔軟性や将来性を見極めることが肝心です。夢のマイホームが現実のものとなるよう、慎重に物件を選んでいきましょう。

 

 

買ってはいけない中古マンションの特徴

中古マンション購入時には、値段だけでなく、多くのチェックポイントを見逃さないことが重要です。中でも、将来的なコストや住み心地に直結するポイントには細心の注意が必要です。今回は、避けたほうがよい中古マンションの特徴を詳しくご説明しますので、不動産選びの一助にしてください。

 

維持費や管理費が妥当か見極める

中古マンションを購入する際には、月々の維持費や管理費が妥当かどうかを慎重にチェックすることが不可欠です。特に築後年数の進んだマンションでは、大規模修繕の必要性が高まり、それに伴う費用が大きく跳ね上がることがあります。管理組合の運営がしっかりしており、長期修繕計画が確立しているかどうか、過去の修繕履歴や資金の積み立て状況を詳細に確認しましょう。高額な管理費がかかっているにも関わらず、建物のメンテナンスがおろそかになっている物件は、将来的なリスクが高いと言えるでしょう。

マンション管理を蝕む問題

引用元:国土交通省 マンションの新たな管理方式の検討

 

国土交通省も管理不全を起こしている分譲マンションをとても懸念しています。築年数が相当年数経過すると、空室化・住民の高齢化が進み、更に管理不全が進行して、マンション自体も老朽化が進み、最悪の場合には【スラム化】へと進んでしまいます。こうならない為にも管理組合の運営など住民同士のコミュニケーションが大事になります。

 

避けるべき物件の赤信号リスト

避けるべき中古マンションにはいくつかの赤信号があります。例えば、築年数が古く耐震基準を満たしていない物件適切なメンテナンスが行われていない物件短期間での売却が目立つ物件などは要注意です。また、室内にカビや湿気の跡がある、共用部分の清掃が行き届いていない、近隣の居住者からのクレームが多いといった点も赤信号と言えるでしょう。これらは、住む上での快適性だけでなく再販時の評価にも影響を及ぼしますので、慎重に調査することが肝心です。

 

近隣トラブルや環境問題の調査

物件選びにおいては、近隣トラブルや環境問題も見過ごせないポイントです。例えば、過去に騒音トラブルやゴミの不法投棄が発生しているエリアは、住みやすさを大きく左右する要因となります。また、近隣に汚染源があるといった環境問題も健康リスクを招く可能性があるため、事前に情報を集め、現地を視察することが重要です。自治体や住民からの情報も参考にしながら、将来的な居住のリスクをしっかりと見極めることが、賢いマンション選びにつながるでしょう。

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マンション購入後に後悔しないために

住宅購入は一生に一度の大きな決断かもしれません。長期にわたって快適に暮らすためには、購入後の後悔を避けることが重要です。そのためには、自身のライフステージや将来設計を慎重に考慮し、所有し続けることで発生する維持費や将来の売却価値も念頭に置いた上で、最も適した住宅選びをする意識が必須です。

 

長期的な住居計画を考慮する

家を購入する際、直近のライフスタイルだけでなく、10年、20年という長期的な視点が必須です。たとえば、子どもの成長や老後の生活など、変化する家族構成に合わせた間取りや立地の選択は、将来的な生活の質へと直結します。また、周辺環境に対する調査も欠かせません。例えば、教育施設の充実や医療設備のアクセスなど、環境が生活の充実度を左右するためです。さらには、通勤や買い物の利便性も将来的な暮らしやすさに影響を与えるため、様々な側面からの慎重な検討が後悔を防ぎます。

マンションの物件資料

 

将来的な売却を見据えた購入

不動産は将来売却することも視野に入れるべきです。エリアの将来性、不動産市場の動向、建物の耐久性や建替えの可能性など、売却時の価値を左右する要素を事前に検討すべきです。例えば、都市計画や地域の開発計画がある場合、将来的に価値が上がる可能性があります。また、流行り廃りの少ない外観や、リフォームがしやすい構造を選ぶことは、時とともに変化するニーズに対応し易くするために有効でしょう。より高く、早く売却するためにも、将来的なマーケットの変化を見極め、先を見据えた戦略的な購入が肝要です。

 

購入後のコストの試算と計画

住宅購入後は、ローンの返済だけでなく様々なランニングコストが発生します。例えば、固定資産税や管理費、修繕積立金など、見落としがちな経費を正確に試算することが後悔しないためには必要です。また、エネルギー効率の良い設備への投資や、将来的なメンテナンスコストを踏まえた資材の選定も、長期的な経済性を高めるための手段です。これらを踏まえ、実質的なコストを総合的に計画し、予期せぬ出費に慌てることなく、安定した生活を目指していきましょう。

小規模マンションに住むメリットは、区分所有者同士でコミュニケーションが取りやすい、皆顔見知りで知らない人が入って来たらすぐに分かる(防犯面)など多くの利点がありますが、反面デメリットも多く存在します。上図にもあるように、管理費・修繕積立金が高くなりがちです。

 

小規模マンションのデメリット

  1. マンションの規模は小さいが、大規模修繕工事費は割高になるため、修繕積立金が高くなる
  2. 管理会社が受け取る管理費総額は小さく、管理業務・サービスの充実度が下がる
  3. 古くなれば修繕の箇所も増え、頻度も上がり、次の大規模修繕工事費が貯まらない事も(修繕積立一時金発生)
  4. 総戸数が少ない分、管理費等の滞納が1戸出ると滞納率が大幅に上がる
  5. 管理組合の役員の順番が大規模マンションに比べて短期間ですぐ回ってくる

 

特に、小規模マンションにおいては、コスト面に不安が残る事が多く、購入後すぐには問題とならないかもしれませんが、数年後に行う大規模修繕工事の時に、数十万円の修繕積立一時金を徴収されるかもしれません。また、小規模マンションに限らず、昨今の資材高騰や人件費高騰を受けて建築コストは上がっており、修繕積立金は上昇傾向にあります。

修繕積立金の上昇

引用元:国土交通省 管理・修繕に関するテーマの検討

 

 

資金計画の立て方と注意点

資金計画を立てる際には、将来の予期せぬ出費に備えたり、流動性の高い貯蓄を保ちつつ、計画的に資金を確保したりすることが重要です。特に、物件購入時や事業を開始する場合には、計画性と前向きな姿勢が求められます。適切なプランニングを行うことで、資金繰りのリスクを減少させ、持続可能な経済活動を目指すことができるのです。

 

購入費用以外の諸費用を見落とさない

不動産を購入する際には、物件の価格だけでなく、登記費用や仲介手数料、ローンを組む際の事務手数料など、購入費用以外の諸費用もしっかりと把握することが大切です。また、引っ越し費用やリフォーム代も見積もりに含めることが重要でしょう。こうした予期しない出費が資金計画を狂わせる原因となるため、購入前には綿密な費用計算を心がけるべきです。さらに、年間の税金やメンテナンス費用まで予測しておくことが、後々の経済的な余裕を生むことにつながります。

 

ローン選びと金利の理解

住宅ローンを選ぶ際には、金利の種類や返済プランを理解することが不可欠です。固定金利と変動金利では、将来払う総額が大きく変わることもあるため、現在の金利動向と自身の収支状況を考えながら最適な選択をすることが必要です。また、金利が0.1%違うだけでも、長期間にわたると返済総額に大きな差が出ることを肝に銘じ、ローン契約を急がずじっくりと考えるべきでしょう。ローンの仕組みや条件を十分に理解し、安定的な返済計画を立てることが、安心して住宅を持つための鍵となります。

 

 

将来のリセールバリューを考える

資産としての不動産購入を検討する場合、将来のリセールバリューを見越した投資が肝要です。そのため、好立地や将来性のある地域を選ぶとともに、不動産の状態を見極める眼鏡も重要になります。たとえば、築年数が新しく、メンテナンスの行き届いた物件は、将来的に高い価値を維持しやすい傾向があります。こうした将来価値を見据えて不動産選びをすることで、購入後の価値減少や売却時のディスカウントを最小限に抑えることが可能となるでしょう。資金計画においても、このようなリセールバリューをアセット管理として捉え、長期的な視野に立って立案することが求められます。

 

住宅ローンの金利や有利な金融機関の情報は、いつもお世話になっているモゲチェックがおすすめです。

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プロが教える賢い物件の選び方

どんな物件を選ぶかが、快適な住まい生活を左右し、長期的な資産価値にも大きく影響します。経験豊富なプロが実践している、賢い選び方のポイントを解説していきましょう。興味のある地域や予算だけでなく、物件そのものの価値を見極める眼を養うことが重要です。

 

成約事例から学ぶノウハウ

物件選びで成功するためには、他人の成功、失敗の事例は貴重な教訓になります。実際に成約に至った物件事例を参考にしてみましょう。例えば、駅近や人気校区の物件は、将来性が高いことが証明されています。しかしながら、必ずしもこれらだけが成功の条件ではありません。立地や間取りだけでなく、日当たりや建物の状態を実際に確認した上で、どのようなメンテナンスが行われているのかも重要なポイント。さらに、管理組合の健全性など、見えない部分にも注意を払い、長期的な視点で判断することが必要です。

マンションは管理を買え

「マンションは管理を買え」という言葉は、マンションを選ぶ際に物件の外見や間取りだけでなく、管理状態を重視するべきだという意味です。これは特に中古マンションの購入において重要です。以下に、具体的なチェックポイントをまとめます。

 

共用部のチェック

共用部分(エントランス、ごみ置き場、駐輪場など)は管理状態の良し悪しを反映します。清掃が行き届いているか、掲示板の情報が最新かなどを確認しましょう。特に、ゴミ出しルールが守られていない場合、住民の管理意識の低さが疑われます。

 

管理組合の活動状況

管理組合の活動は議事録で確認できます。総会の議事録には、決算や予算、対応策が記載されており、過去3期分を読むことでマンションの課題やその取り組み姿勢が把握できます。また、修繕履歴や長期修繕計画を確認し、適切な維持管理がなされているかをチェックしましょう。議事録は不動産業者を通じて入手可能ですが、その他の資料については売り主に依頼する必要があるかもしれません。

 

入居世帯の年齢層と管理費の滞納状況

築年数が経過したマンションでは、所有者の高齢化が課題となりやすいです。高齢世帯が多いと、修繕工事や設備投資に消極的になりやすく、結果としてマンションの劣化が進みやすくなります。一方、若い世帯が一定割合存在するマンションでは、長期目線の維持管理が期待できます。若い世帯の割合を知るためには、不動産業者に聞くか、週末の昼前にエントランス付近を観察する方法があります。

 

管理費や修繕積立金の滞納状況

管理費や修繕積立金を滞納している世帯の割合も重要な指標です。滞納が多いと、相続放棄による空き家化やマンション全体の維持管理に影響が出る可能性があります。滞納の状況も不動産業者に確認することができます。

 

以上のポイントを踏まえ、マンションの管理状態をしっかり確認することで、安心して住むことができる物件を選ぶことができます。「マンションは管理を買え」という言葉は、住環境や資産価値に直結するため、物件選びの際に非常に重要な視点であることを示しています。

大規模修繕工事に着手したマンション

大規模修繕工事に着手したマンション

 

中古物件専門の不動産仲介業者の活用

中古物件を選ぶ際に、専門の不動産仲介業者を活用するメリットは大きいです。これらの専門家は、市場の動向だけでなく、実際の物件の様々な情報にも精通しています。彼らと良好な関係を築くことで、非公開物件の情報が得られることもあります。さらに、不動産仲介業者を介することで、瑕疵保証やリフォームの相談など、アフターフォローの面でも安心できます。自身のニーズに最適な物件を見つけるためにも、その経験と知識を是非借りて、良質な物件を見極めていきましょう。

 

交渉術と価格決定のコツ

物件を購入する際には、価格交渉が成功の鍵を握ります。初めから提示される価格が最終価格とは限りません。云わば【メーカー希望小売価格】のようなモノです。価格決定のコツとして、まずは比較物件をしっかりと調べ、市場価格を理解しましょう。次に、物件の問題点を正確に把握し、それらを交渉材料にすることも大切です。さらに、売り急ぎでないか、長期間売れ残っていないかなど、売主の状況を把握することも有利な交渉を展開するためには必須となります。これらのポイントを押さえ、適切な価格交渉を行いましょう。

 

 

視察・内見で見逃してはいけないポイント

物件の視察や内見は、将来の生活を左右する重要な行程です。表面的な魅力だけでなく、実際の生活に支障がないか、また快適に生活していけるかどうかをじっくり確かめる必要があります。見落としやすいポイントにしっかり目を光らせることで、悪い驚きに遭遇するリスクを避けられます。

 

内見で気をつけるべき部位

内見の際には、特に注意すべき部位がいくつかあります。まず、水回りの状態をしっかりと確認しましょう。水漏れの跡やカビ、排水の流れなど、問題がないかチェックが必要です。また、日当たりや通風の良さも肝要なポイントとなります。窓から入る光の量や風の通り道を意識してください。

結露するマンションの窓 結露はカビ発生の原因

※結露するマンションの窓 結露はカビ発生の原因となります。

 

それから、壁や床にダメージが無いかも見逃さずに。特に、隠されがちな家具の後ろなどを注意深く見ることが大切です。防音状態も確かめておくべきでしょう。外からの音や隣の部屋の音がどれくらい聞こえるのかをチェックしましょう。

 

生活感を感じるための視察テクニック

物件視察時には、ただ空間を眺めるだけではなく、生活感を感じるための工夫が求められます。例えば、家具の配置をイメージしてみることや、実際に部屋の中を歩いてみることで、日常の動線を確認できます。さらに、収納スペースを実際に開けてみて、容量や使い勝手を試してみるのも有効です。空間の広さだけでなく、自分の持ち物がしっかりと収まるかどうかを想像してみましょう。

 

静かな時間帯に訪れて、周囲の騒音を確認することも重要です。生活の質に影響する環境音を確かめることで、快適な住まい選びにつながります。

 

プロならではの物件チェックリスト

物件チェックにはプロフェッショナルな視点が不可欠です。そのために作成されたチェックリストは、忘れがちな重要項目を逃さずに評価するための友となります。建物の外観や構造に問題がないか、内部の設備の状態はいかがなのか、緊急時の避難経路は確保されているか、など細かいチェックが必要です。また、将来のことを考え、改修の容易さや共有部分の維持管理状況についても目を光らせておくべきでしょう。

内覧時チェックポイント

さらに、地域環境や治安、交通アクセスの良さもリストアップし、総合的な判断を下すのがプロフェッショナルな視察です。

 

 

最終決定前のリスク回避戦略

最終判断をする前に、リスク回避戦略を練ることは重要です。そのためには、客観的な情報の検証と、自分の判断基準を明確にする必要があります。不測の事態に備え、慎重に対策を講じることで、安心した決定につなげることができるでしょう。

 

冷静な判断のためのチェック項目

意思決定が必要な場面で冷静さを失わずに行動するためには、具体的なチェック項目が有効です。まず、感情に流されずに、データと事実に基づいた分析が大切になります。その上で、成功と失敗のシナリオを想定し、それぞれのリスクを評価することが肝心です。また、過去に似たような決定をした時の結果を振り返り、なぜその結果となったのかを考察します。この過程で、自己の偏見や先入観に気づき、それらを踏まえて再考することが、冷静な判断を下すためには不可欠でしょう。

 

売買契約前の最終確認ポイント

売買契約を締結する直前の最終確認は、取引成功の鍵を握ります。契約内容のすべてを再度確かめること、不明点がないかを確認することが大切です。特に、契約の主要項目、手付金の額、支払い条件、引渡し日、契約条項・特約の内容など、後になって争いの原因となり得る部分を丁寧にチェックします。さらに、契約書の表記に誤りがないかを確認し、法的に効力を持つ文言が正しく用いられているかも見逃せません。最終的には、契約内容が自分の理解と一致していることを確信した上で、契約締結に進むことが重要です。

 

トラブル回避のための専門家との相談

何か問題が起こる前に、専門家と相談することで、潜在的なリスクを洗い出し、トラブルを未然に防げる可能性が高まります。法律の専門家では、契約書の潜在的な問題点を指摘してくれたり、細かい法的リスクを回避する助言をもらえたりします。

松屋不動産販売

また、税務や資金の専門家に相談することで、経済的なリスクを軽減することも可能です。専門家との相談はコストがかかる場合がありますが、それによって避けられるリスクを考えれば、大いに価値ある投資と言えるでしょう。利用可能な専門家と事前に連携を取っておくことにより、状況が緊急を要する時にも迅速に対応できる体制を整えておくことが望ましいです。

 

 

プロのアドバイスで安心!中古マンション購入の注意点とチェック項目:まとめ

中古物件の購入には多くの注意点があり、プロが教えるポイントを押さえておくことが大切です。まず、買ってはいけない中古マンションの特徴や、購入時に確認すべき重要なチェック項目について詳しく解説しました。中古物件を選ぶ前には、エリアや立地の重要性、過去の価格変動の確認が必要です。購入前には、建物の構造や耐震性、管理組合や修繕履歴の確認を行い、リノベーションの可能性も考慮するべきです。また、維持費や管理費が妥当かどうか、避けるべき物件の特徴、近隣トラブルや環境問題の調査も重要です。購入後に後悔しないためには、長期的な住居計画や将来的な売却を見据えた選択、購入後のコストの試算と計画が欠かせません。資金計画の立て方では、購入費用以外の諸費用を見落とさず、ローン選びと金利の理解、将来のリセールバリューも考慮しましょう。プロが教える賢い物件選びのポイントや内見時のチェックリストを活用し、最終決定前にはリスク回避戦略を立てることが大切です。これらのポイントを押さえて、理想の中古マンションを安心して購入するための知識と自信を持ちましょう。

 

松屋不動産販売株式会社 代表取締役:佐伯 慶智からのアドバイス

こんにちは、松屋不動産販売株式会社の代表取締役、佐伯 慶智です。今回のコラムをお読みいただき、誠にありがとうございます。中古物件の購入には多くの注意点があり、プロの視点から詳しく解説させていただきましたが、実際に物件を選ぶ際にはさらに専門的なアドバイスが必要です。

 

松屋不動産販売では、愛知県と静岡県西部を中心に、豊富な経験と知識を持ったスタッフが皆様のご相談に親身に対応いたします。物件選びのポイントや購入時の注意点、資金計画の立て方など、お客様のニーズに合わせた最適なアドバイスを提供いたします。

 

理想の中古マンションを見つけるために、ぜひ一度、私たちの店舗にご来店いただき、直接ご相談ください。来店予約をしていただくことで、待ち時間なくスムーズにご相談いただけますし、最新の物件情報をいち早くお伝えすることも可能です。プロのアドバイスを受けながら、安心して中古物件の購入を進めていただけるようサポートいたします。

 

松屋不動産販売のホームページから簡単に来店予約が可能です。理想の住まいを手に入れるために、ぜひお気軽にご予約ください。スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

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