子育てエコホーム支援事業とは?・・・

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子育てエコホーム支援事業とは?最大100万円の補助金制度の魅力

子育てエコホーム支援事業とは?最大100万円の補助金制度の魅力

いつもコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。松屋不動産販売 家デパの佐伯です。

今回コラムは、【子育てエコホーム支援事業】について書いていきたいと思います。

 

エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得等を下支えする試み、それが「子育てエコホーム支援事業」のコンセプトです。

 

環境に優しく省エネルギーな住まいを考える子育て世帯・若者夫婦世帯にとって、最大100万円の補助金が大きな後押しに。

 

 

この記事では、支援事業の仕組みから申請方法、さらにはエコホームで得られる家計と環境の両面での利益について、詳しく解説していきます。

 

育児と環境保全の両立に貢献するこの制度を通じて、豊かな家庭生活を手に入れましょう。

 

目次

子育てエコホーム支援事業の基本的な理解

従前の支援事業である【こどもエコすまい支援事業】は2023年9月28日を以って予算上限に達したので終了しています。

 

いつもコラムで書いて言いますが、日本の景気刺激策は【住宅・不動産関連】の施策が多いです。

 

ちなみに、2023年9月28日に支援事業が終了してからのマンション(契約ベースで発表があるのはマンションが多いので)市場はどうだったかと言うと・・・

近畿圏 新築マンション市場

10月度対前年比39.0%減

対前月比7.2%減

 

首都圏 新築マンション市場

10月度対前年比46.3%減

対前月比29.9%減

 

以上のように、軒並み前年・前月を下回りました。

 

特に近畿圏は大阪万博で需要があるにもかかわらずの結果なので、皆様が受ける支援というものが、我々の業界にも多大な影響を与えているのがよく分かります。

 

さて、本題に戻りますが、子育て世帯・若者夫婦世帯にとって住環境は非常に重要です。

 

 

そこで注目されているのが、「子育てエコホーム支援事業」です。

 

この事業は、家族に快適で環境に優しい家を提供するために、最大100万円の補助金制度が設けられているものです

 

環境負荷の低減を目指し、省エネ対策を施した住宅の普及を促進しており、将来的なエネルギーコストの削減にも繋がります。

 

子育て中の世帯が経済的負担を抑えつつ、質の高い生活環境を確保できるよう、この事業は非常に有効な支援策と言えるでしょう。

 

国土交通省が発表している【子育てエコホーム支援事業】の概要はコチラをご覧ください。

 

 

子育て世帯・若者夫婦世向け補助金制度の目的と概要
子育てエコホーム支援事業の制度の目的

エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯※による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図る。
※子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯 若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下の世帯

子育てをしている家庭の経済的支援を目的として設けられた補助金制度は、子育て環境の改善と生活の質の向上を目指しています。

 

財政的な面から家庭を助けることで、子どもたちが健やかに成長できる環境を提供し、また、育児に専念する両親の経済的・精神的な負担を軽減します。

 

この制度は、エコホームとして定義される省エネ住宅に住むことを前提としており、補助金を通じて環境保全にも寄与しています。

 

補助金の申請資格や利用方法は多岐にわたるため、事前にしっかりと理解することが求められます。

 

エコホームとは何か?省エネ住宅の定義

まず、補助金のうち新築において対象となる住宅は、

①長期優良住宅、補助額は100万円/戸

②ZEH住宅、補助額は80万円/戸

 

このように省エネ住宅が基本となっています。

 

詳細は下図のとおりで、細かな規定がありますので注意して下さい。

子育て世代・若者夫婦世帯による住宅の新築

※対象となる住宅の延べ面積は、50㎡以上240㎡以下とする。

※土砂災害特別警戒区域又は災害危険区域(急傾斜地崩壊危険区域又は地すべり防止区域と重複する区域に限る)に立地している住宅は原則除外とする。

※「立地適正化計画区域内の居住誘導区域外」かつ「災害レッドゾーン(災害危険区域、地すべり防止区域、土砂災害特別警戒区域、急傾斜地崩壊危険区域又は浸水被害防止区域)内」で建設されたもののうち、3戸以上の開発又は1戸若しくは2戸で規模1000㎡超の開発によるもので、都市再生特別措置法に基づき立地を適正なものとするために行われた市町村長の勧告に従わなかった旨の公表に係る住宅は原則除外とする。

※ただし、以下の①かつ②に該当する区域に立地している住宅は原則補助額が半額となります。

①市街化調整区域

②土砂災害警戒区域又は浸水想定区域(洪水浸水想定区域又は高潮浸水想定区域における浸水想定高さ3m以上の区域に限る)

 

ここで言うエコホームとは、エネルギー効率の高い住宅のことです。

 

具体的には、断熱性能が高く、冷暖房のエネルギー消費を大幅に削減できる家、自然エネルギーを活用した設計を取り入れている家などが該当します。

 

また、環境に配慮された素材を使用し、家全体が環境に優しい構造になっている点も重要な特徴です。

 

省エネ性能だけではなく、快適な住環境(地域を含む)・室内環境を保ちつつ、長期的に見て経済的にも持続可能な家づくりがエコホームの理念です。

長期優良住宅とは

ZEH住宅とは

 

支援事業が家族にもたらす環境的利益

エコホーム支援事業を利用することで、家族は多くの環境的利益を享受することになります。

 

まず、エネルギー消費を低減することで、二酸化炭素の排出量が抑えられ、地球温暖化防止に貢献することができます。

 

 

さらに、高い断熱性能や太陽光発電システムなどの取り入れにより、電気使用量を削減し、電気料金の継続的な削減が期待できます。

 

子育て家庭にとって経済的な余裕は非常に重要であり、この事業は家計への負担軽減にもつながるのです。

 

 

申請方法と手続きのステップバイステップガイド

ここで注意して頂きたいのが、購入を検討している新築建売住宅が【子育てエコホーム支援事業】の対象となっているかどうかです。

 

元々対象外であれば、申請をしてもらう意味がありません。

 

概要には以下のような記載があります。

経済対策閣議決定日(令和5年11月2日)以降に、新築は基礎工事より後の工程の工事に、リフォームはリフォーム工事に着手したものに限る(交付申請までに事業者登録が必要)。
 

国土交通省に電話で確認したところ、細かくは以下の図のような解釈となります。

子育てエコホーム支援事業の対象外

 

エコホームへの改築や新築を計画している方々にとって、補助金を利用することは大変心強い支援になるでしょう

 

子育てエコホーム支援事業は、家計にやさしく、環境に配慮した住まいづくりを後押しします。

 

しかし、多くの方が申請プロセスに迷いがちです。このガイドでは、申請から受給までの手順を丁寧に説明していきますので、安心して補助金制度を活用していけるでしょう。

 

応募資格とエコホーム支援事業の対象者
子育てエコホーム支援事業の対象者
※子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯 若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下の世帯

 

子育てエコホーム支援事業は、一定の条件をクリアするご家庭が利用できる制度です。

 

たとえば、子どものいる家庭(18歳未満)、あるいはこれから出産を控えている家庭並びに夫婦のいずれかが39歳以下の世帯が主な対象となります。

 

 

また、エコホームへの改修に関心がある家庭も、補助金の対象者になる可能性(内容によるので、可能性としています)があります。

 

家庭の構成やお子様やご夫婦の年齢、住宅の現状などによって条件がわかれているため、詳細な資格条件を理解することが大切です

 

対象者であるかどうかを確認した上で、次のステップへと進んでいくことになります。

 

申請書類の準備と提出プロセス

申請書類の準備と提出プロセス

補助金申請では、事業者登録を行ったパワービルダーや不動産分譲業者およびリフォーム業者が行います

 

事業者は、子育てエコホーム支援事業の事務局に必要な書類等を整え申請を行い、交付が決定し、その後に補助金が事業者に交付されるので、その補助金分を住宅取得者等(リフォームを行った方含む)へ還元される仕組みとなっています。

 

要は、分譲会社やリフォーム業者が申請を行い、補助金については、還元をしてくれる事になっています。

 

申請の時期は令和6年3月下旬~予算上限に達するまで(遅くとも令和6年12月31日まで)となっています。

※令和5年度補正予算2,100億円が成立し、かつ事業予算が予定額に到達する前に申請する事が条件となります。

 

補助金獲得のためのポイントと注意事項

最大100万円の補助金を獲得するためには、注意すべきポイントと事前の準備が必要です。

 

例えば、対象となる建売住宅や新築を確認し、支援事業の要件に合致しているかどうかを検討することが大切です

 

 

また、申請の際には締め切りを厳守し、提出する書類の内容が正確であることを事業者に確認してください。

 

補助金の申請は、終盤となると競争も激しく、間違いや不備があると採択されない可能性がありますので、手続きの詳細をしっかりと確認し、専門家のアドバイスを求めることも一つの方法でしょう。

 

適切なプロセスと必要な情報を理解し、賢く補助金を利用していきましょう。

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目指そうエネルギー効率の高い住宅

エネルギー効率の高い住宅を目指すことは、ますます重要(国がそういった方向に舵を切っています)になってきています。

 

これは、家庭でのエネルギー消費を減らすことで、環境への負荷を軽減し光熱費をさげることもできるからです。

 

子育てエコホーム支援事業を利用すれば、よりお手軽に省エネルギー住宅の建設やリフォームができ、快適な生活空間をつくることが可能です。

 

今回の記事では、エネルギー効率の高い住宅を目指す具体的な方法とそのメリットについて詳しく解説していきます。

 

住宅のエネルギー効率を高める要素とメリット

住宅のエネルギー効率を高めるには、断熱性能の向上省エネ型機器の導入自然エネルギーの活用などがあります。

 

きちんと断熱がされていれば、冬は暖かく夏は涼しく過ごせるため、エアコンなどの使用頻度を減らすことができます。

 

 

次に、省エネ型機器は、従来の機器に比べて使用時のエネルギー消費量をぐっと下げられます。

 

また、太陽光発電のような自然エネルギーを活用することで、エネルギーコストを一層さげ、環境に優しい住まい作りがすすめられます

 

こういった対策をするメリットは、光熱費の削減だけでなく、快適な居住空間の確保、環境保全への貢献など多岐にわたります。

 

新築とリフォーム工事での省エネ対策の違い

住宅のリフォーム

※1「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」(環境省)、「高効率給湯器の導入を促進する家庭部門の省エネルギー推進事業補助金」(経済産業省)及び「既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業」(経済産業省)(※2において「3省連携事業」という。)とのワンストップ対応を実施

※2  3省連携事業により住宅の省エネ改修を行う場合は、①の告示を行ったものとして②の工事のみでも補助対象とする

 

新築の住宅の場合、設計段階から省エネ性を重視することが可能です。

 

これにより、最新の技術や材料を用い、高いエネルギー効率を実現することができます。

 

 

一方で、既存住宅のリフォームの場合は、建物のもともとの構造に制限を受けることがありますが、断熱材の追加や窓の二重サッシへの交換などで、改善することは十分に可能です

 

こちらでは、より手軽に省エネ対策を実現できる点が魅力です。

 

どちらを選択するかは、家族の生活スタイルや予算、今後の計画など様々な要因を総合的に考えて決定することになります。

 

断熱材の選び方と設置のポイント

断熱材には様々な種類があり、その特性を理解し適切な選び方をすることが大切です。

 

ポリスチレンフォームやグラスウール、ロックウールなどが一般的に使われますが、それぞれに熱伝導率や耐火性、価格などの違いがあります。

 

選び方のひとつに、断熱効果とコストのバランスをみて、最大限効果が引き出せるものを選ぶことが重要です

 

設置する際には、隙間なく均等に施工することがポイントです。

 

適切な断熱材をきちんと設置することにより、生活空間の快適性はもちろん、エネルギーコストを大幅に減らすことが期待できます。

外壁、屋根・天井又は床の断熱改修

※部分断熱の場合の補助額。

※断熱材の区分や種類については、リフォーム専門業者にご確認ください。補助金を受ける場合においては、細かな規定がありますのでご注意ください。

 

松屋地所株式会社 家リフォ豊橋ショールーム

リフォーム相談も補助金の相談も気軽にご相談ください。 

 

 

育児環境と家計に優しい家づくり支援

子育てエコホーム支援事業は、家族が育児に集中できる安全で快適な住環境を整え、家計にも優しい家づくりを奨励するために設けられています。

 

この制度は、特に育児と仕事の両立を試みる世帯にとって、経済的な支援だけでなく、エネルギー効率の良い家造りを通じて、将来の生活コストまで考慮したサポートを提供しているのです。

 

この支援事業によって、子どもが健全に育つ環境を整備することはもちろん、長期的に見ても家計に優しい生活を送ることが可能になります

 

家族が快適に過ごせる家づくりのコツ

育児に便利な家づくりをするうえで、いくつかのポイントがあります。

 

まず、自然光を多く取り込み、通風が良くて快適な居住空間を設計することが重要です。

 

 

また、子どもの安全を考慮し、角のない家具を選んだり、滑りにくい床材を採用したりことも推奨されています。

 

共働き家庭では、家事効率を考慮したキッチンレイアウトや、収納スペースを多く取ることで、日々の生活をより快適にすることができるでしょう

 

さらに、住宅内に遊び場を作ることで、子どもが自宅で安全に遊ぶスペースを持てるようになります。

 

補助金制度を利用した育児環境の整備方法

子育てエコホーム支援事業を利用して育児環境を整えるには、まず適用条件をきちんと理解することが大切です。

 

補助金の申請資格があるか確認し、必要書類を準備します。

 

支給される補助金額に関しても、どのような家づくりやリフォームが条件となるのかを把握し、計画を立てる際にこれらを考慮に入れることが必要です

 

例えば、断熱材や省エネ型の家電の導入、太陽光発電システムの設置など、具体的な育児環境向上のためのアイテムや設備への投資は、長期にわたって家計の節約に繋がります。

 

生活コストを下げるエコホームの特色

エコホームは、エネルギー効率に優れた住宅であり、生活コストを大幅に削減できるという特色があります。

 

断熱性能の高い材料を使い、しっかりとした気密性を確保することで、冷暖房費が大きく節約できるのです。

 

 

また、エネルギーを消費する代わりに、太陽光発電やオール電化によって自宅でエネルギーを作り出すことも効率よく使う事もできます

 

これらは、リフォームや新築時に、補助金制度の利用対象となる場合が多いため、初期投資を抑えつつ、経済的に恩恵を受けることができるでしょう。

 

 

持続可能な住宅で家族の未来を見据える

今日の社会において、地球環境を考えたエコホームへの関心が高まっています。

 

家族の未来を考え、持続可能な住宅を選ぶことは、省エネルギーによるコスト削減だけではなく、長期的な住環境の質の向上にもつながります

 

エコホームは、自然エネルギーを利用することによりエネルギー自給自足を目指しつつ、有害な化学物質を減らし健康に配慮した空間をつくることを意識しています。

 

そうした住まいは、次の世代にもより良い家として引き継がれるでしょう。

 

エコホームにおける家族のライフスタイルと環境意識

エコホームに住む家族の生活は、環境意識の高さが反映されています。

 

自然光を最大限に活用する設計、雨水の再利用、さらには、太陽光発電や太陽熱温水器など、日々の生活の中にエコロジカルな活動を取り入れることができます。

 

こうした生活を通じ、子どもたちにも環境への意識や知識を自然と教えることが可能になります

 

エコホームでの生活は、地球にやさしく、未来を担う子どもたちに対してもポジティブな影響を与えるでしょう。

 

長期的な視野でのコスト削減と住宅価値の向上

持続可能な住まいを考えるうえで、長期的なコスト削減も重要な要素です。

 

エネルギー効率の高い家は、光熱費を抑えることができ、家計にやさしいだけでなく、将来的な住宅価値の向上にもつながります

 

省エネ設備や高い断熱性能を備えた家は、時代のニーズに合致し、中古市場でも価値の高い物件となるでしょう。

 

エコホームは、一時的なトレンドにとどまらず、長期的な視点から資産価値を保つ選択といえます。

 

持続可能な住まいに対する社会的意義とトレンド

持続可能な住まいは、ただ個人の快適さを追求するだけでなく、より大きな社会的意義を持っています。

 

環境に配慮した家づくりは、気候変動や資源の枯渇といった問題に直面する現代社会における解決策の一つとして期待されています。

 

また、持続可能な住まいは世界的なトレンドとなっており、国際的な展示会やコンペティションでは、革新的なエコホームが世界中から注目を集めています。

 

この流れは、今後も更なる技術革新を加速し続けるでしょう。

参考:日本エコハウス大賞(JAPAN ECO HOUSE AWARD 2023)

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新築かリフォームか?どちらが家族に適しているか

新築とリフォーム、どちらを選ぶかは家族の将来を左右する重要な決断です。

 

特に、子育てエコホーム支援事業のような補助金制度を活用する場合、それぞれの選択が持つ経済的な利点、環境への影響、そして生活の質への効果をしっかり比較検討することが大切です

 

新築では、最新のエコ技術を取り入れた家づくりが可能ですが、コストが高くつくこともあります。

 

一方で、リフォームは既存の住宅に手を加えることでコストを抑えつつ、家族に必要な機能性を付加することができるでしょう。どちらの選択にも、それぞれの家族にとって最適な解答があるのです。

 

新築エコホームのメリットとチャレンジ

新築エコホームを建てることの最大のメリットは、省エネ機能や環境配慮設計を最初から取り入れられる点にあります。

 

太陽光発電システムや高効率の断熱材など、最新の技術を利用して、エネルギー効率の高い住宅を実現することが可能です。

 

 

しかしながら、新しい技術や材料・設備を採用することで初期投資がかさむ、土地探しから始める必要があるなど、新築での課題も存在します。

 

また、支援事業の補助金を活用するためには、指定の基準を満たす必要があるため、計画段階での細かい仕様の検討が求められます。

 

既存住宅をエコホームにリフォームするメリット

住宅のリフォーム

※1「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」(環境省)、「高効率給湯器の導入を促進する家庭部門の省エネルギー推進事業補助金」(経済産業省)及び「既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業」(経済産業省)(※2において「3省連携事業」という。)とのワンストップ対応を実施

※2  3省連携事業により住宅の省エネ改修を行う場合は、①の告示を行ったものとして②の工事のみでも補助対象とする

 

既存の住宅をエコホームにリフォームすることには、新築時には味わえないメリットが多くあります。

 

すでに住み慣れた環境を活かしつつ、必要に応じた断熱材の追加や省エネ設備の導入を行うことで、居住コストを大幅に削減できるポテンシャルを持っています

 

 

また、リフォームは短期間で完了することが多く、家族の生活に与える影響を最小限に抑えることが可能です。

 

支援事業を通じた補助金が利用できれば、経済的な負担も軽減され、エコな暮らしを手軽に実現することができます。

 

しかし、現有の構造に制約がある場合、望むリフォームが難しいこともあるため、計画を練る際には専門家と相談することが重要です。

 

家族のニーズに合わせた住宅選びのポイント

家族のニーズに合わせた住宅を選ぶには、まず家族構成や今後のライフプランを考慮に入れることが必要です。

 

子どもの成長に合わせた間取りや、将来の世代交代を見越したリフォームの可能性など、長期的な視野で考える必要があります。

 

 

また、エコホームとしての機能だけでなく、所在地の環境やコミュニティとの連携も重視しなければなりません。

 

子育て支援制度を最大限に活用するためにも、その地域の条件を理解した上で、住宅選びを行うことが求められます。

 

また、予算内で最適な選択をするためには、補助金や各種ローンの情報もしっかりと収集して、賢い住宅計画を立てることが大切です。

 

 

よくある質問とエコホーム支援事業の詳細解説

エコホーム支援事業に興味のある子育て世帯・若者夫婦世帯が多い中、実施する上での疑問や不安を解消し、スムーズな申請へと繋げるために、よくある質問と詳細な解説を提供します。

 

補助金の適用条件やエコホームの選び方など、子育て世帯が知りたい情報を明らかにして、家計にも環境にも優しい住まい作りのサポートをしていきます。

 

補助金制度利用時のよくある疑問点

子育てエコホーム支援事業を利用しようとする際、多くの疑問点が浮かびます。

 

例えば、「どのような家がエコホームとみなされるのか?」「補助金の申請条件は具体的に何か?」といった基本的な質問から、「申請の際の必要書類は何か?」「補助金の使途に制限はあるのか?」など、手続きに関する詳細な疑問まで多岐にわたります。

 

 

今までの記事で、多くの事を書いて来ましたが、いよいよ補正予算が成立して、本格的に事業者の登録が始まって来るのが、令和6年1月中旬頃かと思います。

 

念のため書いておきますが、既に建売住宅について、契約をしている方も補助金の対象物件であれば、遡って適用となりますのでご安心ください。

子育てエコホーム支援事業の手続き方法

 

施工事例を用いた実際の補助金適用事例

エコホーム支援事業の理解を深めるため、実際に補助金が適用される具体的な施工事例を紹介します。

 

新築の場合とリフォームの場合、それぞれどのような工夫がなされているのか、どのように補助金が生かされたのかを具体的な数字や写真を用いて明らかにしていきます。

 

令和5年11月30日に更新された国土交通省が発表している事業の説明書コチラを是非ご参照ください。

 

 

損しないためのエコホーム選びのアドバイス

エコホームを選ぶ際には、多くのポイントがありますが、中でも子育て世帯・若者夫婦世帯にとって重要なのはコストの問題です

 

支援事業を最大限に利用し、長期的なランニングコストの削減を目指すためのアドバイスを提供します。

 

施工業者の選び方、耐久性のある素材の選定、最新のエネルギー効率技術への理解など、支援金を得ながらも賢くエコホームを選ぶためのキーポイントとなります。

 

 

我々、松屋地所グループでは、新築建売住宅を提供しており、リフォーム工事の請負もやっております。

 

また、注文住宅もやっておりますので、ワンストップでこの【子育てエコホーム支援事業】に対応が可能です。

 

 

まとめ

2024年に新たに施行される『子育てエコホーム支援事業』について、その内容とその活用方法について詳しく解説してきましたが皆様いかがだったでしょうか。

 

この新しい支援事業は、家族を持つ方々に特に注目いただきたい内容となっています。

 

繰り返しとなりますが、この『子育てエコホーム支援事業』とは、子育て世帯や若者夫婦世帯が新築住宅を取得する際に最大補助金額100万円が支給される非常にお得な制度です。

 

 

また、これは新築住宅だけに適用されるものではなく、省エネルギー対策を施したリフォームにも適用されます。

 

よって、中古住宅・中古戸建を購入した方も利用が出来て、一般的にリフォームは一定額以上の出費が必要となるため、この補助金は大いに役立つことでしょう。

 

 

このような制度が設けられた背景には、これからの住環境をより快適で、環境に優しいものにするという国の意図があります。

 

さらに、子育て世代が新たに住まいを持つことで二重のメリットが生まれることでしょう。

 

新築住宅への移住によって生活環境が改善される一方、省エネリフォームによってエネルギー使用量を減らすことが可能になります。

 

この『子育てエコホーム支援事業』の補助金を最大限に活用するには、持家の方はご自宅の状況を、新築建売住宅を購入しようという方は補助金対象物件であるかを、土地を買って新築を建てようと考えている方はその住宅メーカーが補助金の対象となる家を建てられるかを、中古住宅・中古戸建を購入されてリフォームを検討しようとする方はそのリフォーム内容を是非ご確認ください。

 

 

どのようなリフォームが必要なのか、新築住宅を考えているのであれば何を優先して選ぶべきなのかを明確にしてから申請を希望することが重要です。

 

その上で適応される制度をうまく利用することで、更なる省エネライフを享受することが出来ます。

 

 

この記事では、『子育てエコホーム支援事業』について基本的な概要を解説しましたが、それぞれの家庭の状況によって適用される制度や補助金の額は異なります。

 

それぞれの状況に準じた最適な解答を得るためにも、仲介業者やリフォーム業者、住宅メーカーなどからも情報を得ることをお勧めします。

 

 

この制度は、家庭・家族を持つ人々にとって大変大きなメリットのあるもので、その概要と活用方法を知ることは非常に重要です。

 

このチャンスを逃さないよう、しっかりと調査を行って申請することを忘れないようにしましょう。そして、より快適で環境に優しい住まいを手に入れていただきたいと思います。

 

 
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