天災は忘れた頃にやって来る
令和5年6月2日 台風2号に刺激され、梅雨前線が活発化。西三河・東三河地方を集中豪雨が襲いました。
気象庁によると、愛知県田原市で451.5ミリ、豊橋市で419ミリ、蒲郡市で343.5ミリと、各地で24時間雨量が観測史上最大となりました。
小職が社会人3年目に、関西よりこの地方に異動となったのが、平成10年4月になります。
この地域で丸25年営業をしておりますが、その間に、東海豪雨、平成20年8月末豪雨、そして、先日の集中豪雨とわずか23年の間に集中豪雨が3回も来ている事となります。
東海豪雨の時には『100年に一回の大雨』と言われていたのですが・・・
わたくし事ですが、上記3回の集中豪雨の全て被害の中心地に居りました。
平成12年9月東海豪雨の時は、名古屋市で会議があり、帰宅途中に豊田市で車が水没。
平成20年8月末豪雨の時は、岡崎市で営業所にて勤務中に店舗に僅かながら浸水。
そして、昨日の豪雨時は、豊橋市で月初の会議をしておりました。
避難指示を知らせる携帯電話のアラートが数度鳴り響きましたので、店舗に残っている一般社員は帰る事が困難になる前に帰宅させました。
自分はと言うと、18時30分に会社(豊橋市柱三番町)を出て、自宅のある安城市を目指しましたが、迂回・迂回の連続と交通渋滞で3時間も掛かりました(これでも早い方で、5時間以上掛かっている社員もおります)。
その間何台も水没している車両を目の当たりしましたが、車のオーナー皆さんが車両保険に加入されている事を祈るばかりです。
さて、小職の過去の教訓を活かして、集中豪雨当日の晩から3日午前中にかけて、弊社に売却のご依頼を頂いている売主様、売買契約締結済みの売主様・買主様、売買物件お引渡し3カ月以内の買主様など、全てのお客様に対してご連絡をさせて頂きました。
人命にかかわる事態、物件の浸水などで重大な事案のものはありませんでした。
ですが、未曽有の大雨であった為、契約済未引渡しの物件で『少しの雨漏りが1件、玄関ポーチ付近までの浸水が1件』ありました。
今後、売主様と買主様を交えて協議して、対応していこうと思います。
今後、ご自宅などの不動産を売却しようとしている皆様、新築建売分譲、中古戸建、中古マンションなどの不動産を購入しようとしている皆様は、是非、松屋不動産販売 家デパにご相談頂きたく思います。
この浸水実績を購入希望者の方は大変気にされます。
『ここは水に浸かりましたか?』、『この辺りは海抜が低い地域ですか?』と、過去の集中豪雨発生以後数年間は本当に気にされていました。
過去の浸水実績、物件の海抜データなど、購入や売却に目安となるデータを我々は持っておりますので、是非、気軽にご相談頂きたく思います。
令和5年6月3日
松屋不動産販売株式会社
代表取締役 佐伯 慶智