家庭内の防火・消火対策◆安心な生活のために◆
5月13日午前1時過ぎ、千葉県浦安市のマンションの駐輪場で、バイクと自転車あわせて18台以上が燃える不審火がありました。
同一マンションにおいて、3度の不審火が立て続けに起こりました。
注意喚起の意味も込めて、火災時の対処法について今回は書きたいと思います。
折角購入頂いた新築戸建や中古戸建、中古マンションにおいて、絶対に火事・火災を起こさない為にも、今回は、自宅での火災発生時にどのように対処すればいいのか、分かりやすく説明します。
自宅・出火・消火活動の3つのキーワードを使いながら、家庭内での防火・消火方法をご紹介します。
まず、自宅での火災発生時に大切なのは冷静な対応です。
出火したら、まずは自分と家族の安全を最優先に考えましょう。
近くにいる人に速やかに避難を促し、煙を吸わないようにタオルや布を口に当てましょう。
さて、自宅での出火ですが、主な原因は電気器具の不良や誤使用が増加傾向にあるようです。
そのため、まずは電気関連の対策を行いましょう。
家電製品の過熱や異常な発熱を感じたら、即座に使用を中止し、コンセントから抜きましょう。
また、長時間家を留守にする場合は、電源を切ったり、家電製品を完全にオフにすることをおすすめします。
さらに、火災発生時の消火活動も重要なポイントです。
消火器の設置と正しい使い方を覚えることが必要です。
一般的な家庭用消火器は、消火剤の種類によって使い方が異なりますので、ラベルをよく確認しましょう。
出火元から安全な距離を保ち、消火器を使って火を消しましょう。
ただし、火が大きく広がっている場合や自分の安全が確保できない場合は、直ちに避難することが重要です。
また、出火を未然に防ぐためには、火の元になるものを適切に管理することも大切です。
火を使う調理時には、常に目を離さずに調理を行いましょう。
さらに、家庭内の防火対策としては、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
火災警報器や煙感知器を設置し、動作確認と電池の交換を定期的に行いましょう。
特にマンションにおいては、火災が発生した場合に備えて、避難経路や非常口・消火栓位置を確認し、家族で避難訓練を行うことも重要です。
防火・消火対策においては、予防が最も重要です。家族全員で火災予防の意識を高め、火の取り扱いには細心の注意を払いましょう。
自宅においては、いつも安心して過ごしたいものです。
万が一の時には、家庭内での防火・消火方法を正しく実践しましょう。
安全な生活を築くために、日々の努力が必要です。家族の安全と安心な生活のために、防火・消火対策を怠らずに取り組んでいきましょう。
松屋不動産販売株式会社
代表取締役 佐伯 慶智